本格的にインフレ対策していかないと手遅れになる
インフレ加速の予感 ~ナフサ不足がもたらす生活防衛の時代~
3年ほど前から、じわじわと実感するようになった物価上昇。
そこへきて、中東情勢の緊迫化という“白車”がかかったような状況です。
今、改めて注目されているのがナフサです。
ナフサ不足が物価をさらに押し上げる
まさに「生活の基盤を支える原材料」です。
このナフサの供給が逼迫しているというニュースが、最近目につきます。
供給量が少ないということは、当然ながらその先の製品価格にも影響が及びます。
すでに感じている物価上昇が、ここからさらに加速する可能性が出てきたのです。
生活に密着したあらゆる場面で値上がりが連鎖する――。
こうなると、ただ「物価が上がったな」と感じるだけでなく、本格的なインフレ対策を考えなければなりません。
余剰資金を現金で持つのは危険水域
私は生活防衛資金以外に余剰資金を現金で持つことを肯定的に考えていました。
株価が下がったタイミングで買い、回復したら売る。
そうした機会を待つための「弾」としてです。
しかしインフレが本格化し始めた今、その考え方を改めました。
余剰資金を現金のまま置いておくということは、持っているだけで資産が目減りしていくということです。
インフレは「静かに財布を削る」のが厄介なところ。
銀行預金の金利が物価上昇に追いつかない限り、お金の実力は確実に低下します。
「目的もなくただ持っているお金」は、今や「宝の持ち腐れ」どころか、明確なマイナス要因になりつつあります。
人それぞれのインフレ対策 リスク許容度に合わせて
では、余剰資金を何に変えるべきか?答えは人によって異なります。
すでに他の資産を十分に持っている人 → ある程度リスクを取った商品(株式中心のインデックスファンドなど)も選択肢
資金に余裕が少ない人 → リスクを抑えた商品(債券中心、または株式・債券バランス型)
候補の例としては:
株式インデックスファンド
株式・債券バランス型ファンド
金(ゴールド)関連ファンド
国内債券・先進国債券
このあたりでしょうか?
これらを分散させることで、インフレに負けない資産運用を目指すことができます。
インフレ率2〜3%、悪化すれば5%も
現在のインフレ率は大体2〜3%程度ですが、状況次第では5%超えも十分にあり得ます。
5%のインフレが続けば、1年後にはお金の価値が実質的に約5%目減りする計算です。
しかもインフレの怖いところは、自分ではなかなか気づきにくい点にあります。
「最近、なんか物が高くなったな」「前は買えていたものが買えなくなってきた」
そんな日常の違和感こそが、インフレのサインです。
最後に
私は最近、ようやく本気でインフレ対策を始めようと思っています。
近いうちに具体的にポートフォリオを見直していきたいと考えています。
インフレは「待っていればいつか終わる」ものではありません。
自分の資産を、少なくとも物価上昇率以上に守り、増やしていく。
それがこれからの時代に必要な「生活防衛の基本」になるのではないでしょうか。
あなたは、もうインフレ対策を始めていますか?

