勉強で子どもが壁にぶち当たったら
勉強のやり方と子どもの成長 ~コツコツ積み上げる力こそが本当の武器~
勉強の方法は人それぞれです。
しかし、最終的に成績を伸ばし、結果を出す子どもに共通するのは、「コツコツと積み上げられる力」だと私は考えています。
もちろん、稀に「天才」と呼べるようなお子さんもいます。
ただ、そうした子は生まれつきのIQが高いケースが多く、ほとんどの家庭では参考になりにくいでしょう。
そういう才能あふれる子どもたちには、ぜひさらに学びを深め、日本を良くする力になってほしいと思います。
一方で、99%くらいの子どもたちは平均的な能力の範囲にいます。
つまり、みんな同じ土俵に立っている中で、勝負を分けるのは「勉強のやり方」と「どれだけ継続できるか」という点なのです。
勉強の壁は誰にでも訪れる
どんなに頑張っても、勉強が大好きな子は実はほとんどいません。
最初は「嫌い」「つまらない」と思うのが普通です。
大切なのは、そこから少しずつ「やりがい」や「達成感」にシフトさせていくこと。
わずかでも「できた!」という手応えを感じられるようになると、子どもの姿勢は変わります。
そして、受験生に限らず、ほとんどの子どもが必ずぶつかるのが「勉強の壁」です。
毎日必死に取り組んでいるのに、1ヶ月、2ヶ月と点数が全く上がらない時期が訪れます。
私自身も、子どもたちを見ていても、この壁は避けられないものだと実感しています。
ここで多くの子が「面白くない」「つまらない」「大人になっても使わない」と自分に言い聞かせて、勉強を投げ出してしまいます。
しかし、そこで諦めずに淡々と積み上げを続けられる子は、必ず壁を突破する瞬間を迎えます。
その瞬間、成績が「ポン」と跳ね上がるような伸びを経験します。
すると、「勉強は裏切らない」「努力は嘘をつかない」という実感が湧き、勉強が「自分のためになるもの」だと心から思えるようになるのです。
壁にぶつかったときこそ、親が伴奏を
壁にぶつかっているお子さんがいるなら、ぜひ親御さんが一緒に伴奏してあげてください。
スポーツでも同じです。
練習を重ねてもなかなか上達しない停滞期が誰にでもあります。
そこで挫折して辞めてしまうか、それとも歯を食いしばって続けられるかで、その後のレベルが大きく変わります。
勉強もまったく同じです。
壁で止まるか、乗り越えて次のステージへ進むか。
その分岐点に親が寄り添うことで、子どもは「一人じゃない」と感じ、継続する力を手に入れられます。
最終的に、子どもの成長を決めるのは「才能」ではなく「継続する習慣」と「壁を乗り越える粘り強さ」です。
今日も少しずつ積み重ねているお子さん、そしてそのそばで支える親御さんに、心からエールを送りたいと思います。


