幸福度を高めるためにも資産形成のゴールを決めよう!
資産形成のゴール、あなたは決めていますか?
30代、40代の皆さん。
この記事を読まれている方の多くは、日々お金のことを意識しながら生活されているのではないでしょうか。
お子さんがいらっしゃる方は特に、将来の教育費を考えると「ただ貯めるだけでは不安だ」と感じる機会も多いはずです。
そんな中で、資産形成を進める際に最も大事なのは、「何のためにやるのか」という目的意識です。
100人いれば100通りのゴールがある。
それぞれの人生に合ったゴールを、きちんと決めておく必要があるのです。
iPhoneを買うときの基準とお金の危険な類似
たとえば、新しいiPhoneが発売されたとします。
アップル信者の方は「新作が出たら即買い」という方も少なくないでしょう。
それは、最新の性能を使いたいという欲求、新しいものを持つ優越感、そして何より自分の満足感を満たすためです。
これ自体は悪いことではありません。
しかし、同じ考え方をお金に当てはめてしまうと、話は少し厄介になります。
最初は「100万円貯まったら一安心」と頑張ります。
ところが100万円貯まると、周りを見渡して「まだまだ持っている人が多い」と感じ、目標を1000万円に引き上げます。
投資をして複利の効果を実感し始めると、今度は2000万、3000万と欲が膨らんでいきます。
最終的に1億円あっても「まだ上がある」と感じてしまう——そんな無限ループに陥りがちです。
iPhoneの場合、次の新作が出るまで数ヶ月〜1年以上の間隔がありますから、ひとまず満足して過ごせます。
しかしお金の場合、時間は止まりません。
いつまでも「もっと」という欲求が続き、満足感が得られなくなってしまう可能性があるのです。
そうなると、せっかく資産が増えても幸福度は一向に上がらず、逆にストレスや不幸を感じてしまうことさえあります。
だからこそ、ゴールを先に決める
お子さんがいらっしゃる方なら、教育費が一つの大きなゴールになるでしょう。
子どもが巣立った後の老後資金も含めて、「このくらいあれば十分」と線引きをしておくことが大切です。
あるいは、「毎月5万円を投資で増やして、自由に使えるお金を増やしたい」というライフスタイル重視のゴールでもいいのです。
ただ、ここでも注意が必要です。
5万円が達成できたら「次は10万円」と上げてしまい、20万円、30万円とエスカレートしてしまうと、またしてもゴールが見えなくなります。
お金は道具です。
道具に振り回されてはいけません。
道具は、自分の人生をより良くするために使うべきものです。
自分はどう生きたいのか、何を大切にしたいのかをしっかりと考え、そのために必要な金額を具体的に決める。
そうすることで、資産形成は「終わりのない苦行」ではなく、「自分の幸福度を高めるための手段」になります。
皆さんは、資産形成のゴールを明確に決めていますでしょうか?
もし曖昧なまま進めているなら、ぜひ一度立ち止まって考えてみてください。
ゴールを決めた瞬間、きっと資産形成がずいぶん軽やかで、楽しいものに変わるはずです。

